キティちゃんが成長障害を支援するキャンペーンが発足

キティちゃんも支援「女児の成長」キャンペーン キャリアブレインニュース(2008.2.18)
見逃されがちな女児の成長障害を早期発見・早期治療する目的で、ファイザー(東京都渋谷区、岩崎博充社長)は女の子の成長を祝う3月3日の「ひなまつり」に合わせ、全国10会場で「つけよう つづけよう 成長の記録」キャンペーンを展開する。サンリオ(東京都品川区、辻信太郎社長)の「ハローキティ」をキャンペーンキャラクターとして起用し、参加者をサポートすることにしている。

キャンペーンが対象とする成長障害とは、同性・同年齢の標準身長と比較して著しく低い場合や伸び率が急激に低下してきた場合を指す。

(中略)

疾患の発症には大きな性差がないことから、ファイザーは「女児において成長障害が見逃されるケースが多いことが疑われる」と分析している

こうしたことを踏まえ、ファイザーは「成長障害の背後には、脳腫瘍(しゅよう)や成長ホルモン分泌不全、女の子に特有の染色体異常『ターナー症候群』などの疾患が潜んでいる可能性もある。このため、標準身長・体重との比較が可能な成長曲線を付けることで、成長障害の早期発見・早期治療につなげることが重要」として、キャンペーンを展開することにした。

心カテ検査を「ノンタン」で説明 横浜市立大小児(2007.9.18)
「ノンタン」で心カテ検査についての説明を行おうと取り組んでいる横浜市立大については、昨年の記事で紹介しましたが、今回は「キティーちゃん」が成長障害についてのキャンペーンに参加するようです。

つけようつづけよう成長曲線HP
(C) 1976, 2008 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO.S 8010410
Copyright (C) 2008 Pfizer Japan Inc. All rights reserved.


セルフチェックプログラムや「成長曲線」をダウンロードできるコンテンツがあり
また、記入した成長曲線をもって相談にいける医療機関の検索コーナーがあるなど
成長障害について詳しく紹介しているサイトです。

成長障害相談室では「養護教諭・保健師・保育士さんの広場」も設置されており、「子どもの成長・成長障害と保健師に期待される役割」として
1歳6ヵ月と3歳でほぼ全例の赤ちゃんとお母さんに会うチャンスがある保健師さんは、成長障害の早期発見にとても重要な役割を果たします。
とありました。
母子保健を担当されている保健師さんは、ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか?

◇参考リンク
見逃されがちな女児の成長障害を早期発見・早期治療「つけよう つづけよう 成長の記録」キャンペーンキャンペーンオリジナル キティちゃんもサポートし、3月1日(土)より全国展開 ファイザー株式会社プレスリリース2008年度
成長障害相談室 ファイザー  

「保護が必要だと判断したのは養護教諭」と校長が漏らす

虐待女児保護の経緯、校長漏らす 父親の来校で教諭休職 朝日新聞(2007.12.28)
兵庫県三木市の市立小学校の校長が、父親に虐待された同小の女児が児童相談所に保護されたことをめぐり、その父親の知り合いの市議会議員に、「保護にかかわったのは養護教諭」と漏らしていたことがわかった。市議からそれを聞いた父親は、学校に電話して養護教諭に会わせるよう求めたり、学校に来てビデオカメラを回しながら捜したりし、養護教諭は精神的なストレスで休職に追い込まれている。

虐待した側に児童の保護にかかわった人の情報が伝わると、その人が逆恨みの対象になりかねないため、保護の現場では秘密保持が徹底されている。市教委は今回、学校のトップが養護教諭の職名を漏らしたことで実際に被害が出たことを問題視。校長の行為が地方公務員法の守秘義務に違反する疑いがあるとして、近く県教委に報告する。

父親が市議に相談
 ↓
市議が校長に確認
 ↓
校長が「保護すべきだと判断したのは養護教諭」と伝える
 ↓
市議が父親に教える
 ↓
父親が学校におしかけ、養護教諭を探し回る
 ↓
養護教諭休職へ

という経緯らしいのですが・・・
校長も市議も、父親に伝わったらどうなるか考えていないんでしょうか・・・ムキー  

「赤ちゃんも、他人の行為から人柄を判断」byAFP

「赤ちゃんも、他人の行為から人柄を判断」、米研究報告 AFP通信(2007.11.22)
大人にとって、他人への接し方からその人を判断するのは必要不可欠な能力だ。今回の研究は初めて、言葉を話す前の赤ちゃんにも同様の判断能力があると結論付けた。また、この能力は成長過程で獲得した生き残るためのスキルで、道徳的な思考や行動の基盤になる可能性があるとしている。

米エール大学(Yale University)のカイリー・ハムリン(Kiley Hamlin)氏率いる研究チームは、生後6-10か月の赤ちゃんを対象に、3種類の実験を行った。

1つ目の実験では、まず赤ちゃんたちに、木製の人形が丘を登ろうとする様子を見せた。なかなか登れずにいるところに、別の2つの人形が登場。1つは木製の人形を押して登るのを助け、もう1つは丘の下に突き落とし、登るのを妨害した。その後、あとから登場した2つの人形から1つを選ばせると、80%の赤ちゃんが助ける人形を選んだ。これは、助けた人形に対する「賛同」だと研究チームは指摘する。

2つ目の実験で、この結果がさらに確実なものとなる。登山していた人形が、助けてくれた人形と妨害した人形のそれぞれに近づく様子を見せたところ、妨害した人形に近づいたとき、赤ちゃんたちは驚く様子を見せたのだ。

赤ちゃんも、ちゃんと他人を見ていて、判断もしているんですね。  

喫煙する妊婦の子どもは、肥満率が3倍

妊婦喫煙で子の肥満率3倍/山梨大教授が1000人を調査 共同通信(2007.10.24)

妊娠初期の女性が喫煙者だと、生まれた子どもが10歳になった時点で肥満になる確率が、非喫煙者に比べ約3倍高いことが24日までに、山梨大医学部の山県然太朗教授らの調査で分かった。
 (中略)
調査によると、女性が妊娠3カ月の時点で喫煙していると、10歳となった子どもが肥満になる確率は、非喫煙の場合の2.9倍高かった。また、妊娠中に規則正しく朝食を取っていない女性の子どもも、2.4倍の高確率で肥満になっていた。

まだ疫学上の段階でわかったみたいで、詳しい理由がありませんが
肥満に影響がありそうな朝食抜きよりも、喫煙の方が子どもに影響があるのは、どうしてなんでしょうか・・・

1.妊娠中にタバコを吸ったことにより、胎児に肥満につながる、なんらかの影響がでる。
2.妊娠中にタバコを吸うような親は、育児にも問題があり、子どもの肥満につながる。

どっちなんでしょうか・・・気になります。  

総務省、「児童の肥満を求める式を統一しなさい」と

小児医療に関する行政評価・監視結果報告書 総務省
この行政評価・監視は、少子化や女性の社会進出等が進む中で、安心して子どもを産み、健やかに育てる環境の整備を推進する観点から、母子保健対策と小児医療対策の実施状況を調査し、関係行政の改善に資するため実施したものである。

(略)

第3 行政評価・監視結果

1.母子保健対策等の推進
(1)乳児及び新生児の死亡率の改善対策の推進(PDF)
(2)訪問指導及び健康診査の充実(PDF)
(3)児童・生徒の肥満傾向の判定方法の統一等(PDF)←こっちに注目!

2.小児の救急医療対策の推進
(1)小児救急医療の提供体制の整備の推進(PDF)
(2)救急搬送時における救急救命処置の的確かつ効果的な実施(PDF)

3.国庫補助事業の適正化(PDF)        【総務省】


というわけで

1.母子保健対策等の推進の(3)児童・生徒の肥満傾向の判定方法の統一等

に注目してみました。

報告書の内容は
1.健康日本21において、肥満傾向にある児童の割合を平成22年までに7%以下にするとされた。
2.肥満傾向の判定方式として、厚労省は「日比式」、文科省は「身長別標準体重」を用いている。
3.総務省が試算すると、小6では厚労省式の方が約0.7%多く、中3では文科省式が約0.4%多い
4.所見:文科省と厚労省は判定方法を統一し、効果的な取り組みの情報収集と関係者への情報提供を行いなさい。

という感じです。

ちなみに、文科省の言い分。
ある個人について、その実測体重を標準体重と比較し20%以上の場合を肥満傾向とすることは共通しているが、標準体重の算出方法が異なっている。すなわち、文部科学省方式では性別・年齢別・身長別の標準体重を用いているのに対し、厚生労働省方式では性別・身長別の標準体重を用いており、年齢の要素を加味していない。例えば、身長145㎝の女子生徒の標準体重をみると、厚生労働省方式では年齢に関係なく37.5㎏であるのに対し、文部科学省方式では11歳は37.6㎏、13歳は40.7㎏、15歳は44.2㎏、17歳は44.3㎏と、年齢が上がるにしたがって標準体重が増加している。人間の正常な発育・発達の観点からは、女性においては女性ホルモンの影響などにより年齢とともに脂肪が蓄積されるのは生理的な現象であり、標準体重も年齢により変わることは当然であると考えられる。
「厚労省のやり方は、性別と身長別の体重を使っていて、年齢による違いが加味されていないからダメだな」ってな主張です。
はたして、判定方式は統一できるのか!?              ・・・無理だろうな。